無洗米・精白米・ギフト米・玄米・古代米の取り扱い まつもと米穀
まつもと米穀
まつもと米穀 トップページへ お買物方法
買物かご
プレゼント応募キャンペーン
卸しご希望の業者様へ
トップへ戻る

 

>>お中元・お歳暮は時期を外さず、おつきあいの度合いによって
古来、中国では一年の初めを元(げん)と呼び、一年の真ん中にあたる7月15日を中元、そして一年の終わりを歳暮と呼んでいました。これに、お盆の御霊祭り(みたままつり)に供え物を贈り合う日本の習慣が一緒になって定着したのが、現在のお中元やお歳暮です。年に2回の季節の挨拶ですから、贈るときは時期を外さないようにしたいもの。お中元は7月初旬から15日までに、お歳暮は12月初旬から遅くても25日頃までに贈るのがマナーです。ただし、関西地方などは、お中元は一ヶ月遅れが一般的となっています。
お中元やお歳暮は、日ごろからお世話になっていることへの感謝の気持ちを託すものですから、おつきあいの程度によって、相手の負担にならないものを贈るのがルールです。また、相手の家族構成や好みも考慮して、出来るだけ喜ばれる品を選びたいものです。人気商品などは手軽に選べますが、重なりやすいということも、念頭に入れておきましょう。
お中元やお歳暮は、毎年のことですから、以前に贈って好評だったもの、いただいて嬉しかったものなどを記録しておくと、次に贈る参考にもなります。

 

>>本来なら持参するのがマナー。配達の時は送り状を
インターネット通販など宅配便を利用することが多くなっているお中元やお歳暮ですが、本来ならば、季節の挨拶とともに持参するのが原則です。 特に仲人をお願いしたかたなどには、夫婦そろってうかがいたいもの。訪問するときは、事前に連絡を取るのがマナーです。ご挨拶だけのときは、「玄関先で失礼しますので」と付け加えておきましょう。ご近所や大家さんなど、遠方でない場合なら、連絡をせずにうかがってもかまいません。相手が留守のときは、家族の方に挨拶をして品物を渡し、玄関先でおいとますればよいでしょう。また、インターネットなどから送る場合には、品物が届く前に別便で送り状を郵送しておくようにします。送り状には、いつ、何を、どこから送ったかなども明記しておけば、万一、トラブルがあったときもスムーズに対応できます。 これは、お中元やお歳暮に限らず、贈り物をするときの基本的なマナーです。どんなに親しい間柄でも、ただ贈っただけでは失礼に当たるもの。感謝や喜びを伝える言葉があってこそ、品物にも心が通うのですから、たとえ忙しいときでも、品物に簡単なメッセージを添えるなどの心配りがあると良いでしょう。身内ならば電話で伝えてもかまいません。

 

>>贈る品物にもタブーがあります。
贈り物をする時は、相手の年齢や家族構成、好みなどを考慮して、喜んでもらえるものを選びたいものです。しかし、せっかく心を込めて選んでも、マナーを心得ていないと相手に不愉快な思いをさせてしまうことがあります。 例えば、結婚祝いにハサミや包丁、繊細なグラスなどを贈るのは非常識。”割れる・切れる”といったことを連想させ、昔からタブーとされています。新築祝いには、ストーブ・ライターといった”火”に関するもの、縁起が悪いので避けるのがマナー。また、目上の方に靴下や下着、”勤勉”という意味を表す時計、そして現金やそれに類するものを贈るのは失礼に当たります。お中元やお歳暮の場合も同じですから、商品券やギフト券は原則として贈らないのがマナーです。ビール券など相手の好みを考慮して贈った場合も、「失礼とは思いましたが…」と、ひと言添えておくようにしましょう。宝石類なども、家族や恋人、婚約者以外には贈らないのがマナーです。 贈答のマナーを身につけておくうえで、もうひとつきちんと覚えておきたいのが、現金を入れる祝儀袋・不祝儀袋や熨斗紙にかけられた水引です。結び方は大きく分けて二種類あり、ひとつは”結び切り(あわび結び)”。これは、不幸をはじめ、結婚、お見舞いなど、二度と起こって欲しくないときに使います。もうひとつは”蝶結び”で、出産祝いや入学祝い、新築祝い、季節の贈答など、何回あっても良いお祝い事に使います。また、お祝い事の贈答は、日が昇っている午前中に、という習わしがあることも覚えておきましょう。贈答は、マナーを踏まえたうえで、心遣いを加えて贈るものです。特に花や植物、生ものを贈るときは、事前に連絡をして、相手の在宅を確認する心遣いを。せっかく贈ったのに枯れてしまった、腐ってしまったでは、相手も恐縮してしまいます。また、食べ方が分からないのでは迷惑になりますから、カードに料理法などを書いて添えておくのも親切です。

 

>>贈っていない方からお中元やお歳暮が届いた場合
普段あまりお付き合いがない方からお中元が贈られてきてしまったり、贈ろうかどうか迷っていた方からお歳暮が…。そんなケースも少なくないはずです。基本的にお中元やお歳暮にお返しは必要ありません。また、物を贈られたからといって、すぐ物を返すのはいかにも義理のようで失礼に当たります。 そんなときはまずお礼状を。昔から「礼状、折り返し」とか「お礼、3日のうち」と言われます。相手への気持ちが伝わるように、出来れば、当日か翌日には手紙を書きたいもの。それでもお返しをしないと気がすまないのなら、旅先でお土産を買ってきたり、旬の食べ物、果物を贈るなど、時期をずらして贈るのが良いでしょう。その方がお返しの方法としても自然です。

 

>>お中元お歳暮を贈りたい相手が喪中の場合
よく、「喪中のお中元やお歳暮は贈るのも、いただくのもいけない」という話を聞きますが、これは間違い。お中元やお歳暮はお祝いではないのですから、喪中に贈っても、贈られても差し支えありません。ただし、贈りたい相手が喪中の場合は、四十九日の忌明けまでは控え、時期をずらして”残暑お見舞い”や”寒中お見舞い”の形にするほうが良いでしょう。また、派手な包装や紅白の水引も避け、白無地の奉書紙をかけて贈ります。配送してもらうなら、送り状で慰めの言葉を添える心遣いを。先方が近くなら、お伺いして仏前にお参りさせていただき、相手の健康を気遣うのが本来のお中元やお歳暮の形といえます。

 

>>うっかりして贈る時期を逃してしまった場合
日々の忙しさに取り紛れて贈る時期を逃してしまっても、お中元やお歳暮なら別の形でご挨拶すればよいでしょう。7月15日を過ぎてしまったお中元は、立秋(8/7ごろ)までに、”暑中お見舞い”として贈るか、立秋から8月末までなら”残暑お見舞い”として贈ります。また、12月も下旬に入ってしまったら、慌ててお歳暮を贈るよりも、”お年賀”にしたほうがスマートです。お年賀は、”小正月”(1月14〜16日)までに送るようにし、それを過ぎたら立春(2月4日ごろ)までは”寒中お見舞い”として贈ります。お中元やお歳暮は、毎年贈っているから、という儀礼的なものではありません。たとえ時期が遅くなっても、「この夏は大変忙しくしておりましたので」などと近況報告も兼ねた送り状を添えておけば、十分に挨拶の気持ちは伝わります。

 

>>相手に気を遣わせないお祝いやお見舞いの贈り方
お祝いやお見舞いは相手への気持ちを贈るものです。だから本来は、お返しは必要ないというのが基本的な考え方です。入園・入学・卒業・就職祝いは、何かと物入りなときですから、贈り物をいただいてもお返しはしなくてよいことになっています。けれども、お見舞いの場合は、全快した後で”快気祝い”が贈られてくるのが常。病気祝いで苦しい思いをして入院費用もかさんでいるいるのに、たとえ内祝いでももらうのは心苦しいときがあります。そんなときは、「どうぞお気遣いなく」のひと言を事前に添えておきましょう。お見舞いの品も、出来れば相手の負担にならないようなものにするのが一番です。病状が重いようなときは花などを。本などが読めて動けるようであれば、好きな本や切手を添えたレターセットなどが喜ばれます。お菓子や果物は、病状によっては禁止されていたり、制限されているものもありますので、贈るときには必ず家族の方に聞いてからにします。また親しい間柄や目下の人になら、現金でも失礼にはなりません。4や9の数字を避け、「お見舞い」と書いた白の祝儀袋に入れて渡します。

 

>>内祝いはお返しではない
結婚・出産・七五三・長寿のお祝い・金・銀婚式・新築・受賞・病気全快のときなどには、”内祝い”を贈るのが昔からの習わしです。これは、”わが家の慶事をともに喜んでいただきたい”という意味を込めて自発的に相手に贈るもので、決してお祝いをいただいたお返しではありません。そのため、お祝いをいただいたか否かに関わらず、一緒に喜んでもらいたい人には、すべて同じ品物を贈るのが決まりです。けれども最近では、お祝いやお見舞いをいただいたお返しに、「内祝」と表書きして贈るケースが増えてきているようです。しかし、地方によっては、七五三や新築のお祝いに赤飯を配ったり、長寿の祝いに記念品などを贈る習慣もありますから、お祝いを贈らないのに内祝いが届いても焦らないでも大丈夫です。こんなときはお礼を述べるだけで十分なのです。

 

>>お返しの相場は
昔からお返しの目安は、慶事の場合、目下の人には全返し。目上や同等の方には半返し。弔事は目上・目下にかかわらず、半返しか1/3返しと言われます。現在では弔事でも半返しが多くなってきましたが、お返しも贈るときと同様、一番大切なのは心です。形式的で高額なお返しや、贈られたらすぐに返すピンポン玉のようなお返しは、相手に対して失礼なだけ。お返しを贈るときは、失礼にならない金額で、一ヶ月以内にと考えておけば良いでしょう。ただし、お祝いをいただいてもお返しをしなくて良い場合もあります。例えば、入園・入学・就職祝い。目上の方からのお餞別。目下の人からのお中元、お歳暮、お年賀。勤務先からの慶弔品。子供へのお年玉。災害見舞い。内祝いをいただいたとき。「お気遣いなく」の送り状があるときです。こうした場合は、お礼状を出しておけば十分。いただいてばかりでは気がひけるというのなら、なにかの折にお土産やプレゼントなどを贈るのが良いでしょう。